家族が喜ぶ!カリッとジューシーな唐揚げを極める4つのコツ

美味しさアップの秘密は「油選び」にあり!

今日は、おうちで作る唐揚げを「お店みたい!」と言われる一品に変えるテクニックをご紹介します。
子どもも大人も大好きな唐揚げ。実は、ちょっとした工夫と“油選び”で、ぐんと美味しさが変わるんです。
この記事では、プロ級の唐揚げを目指す4つのコツと、最近注目されている「綿実油」の魅力についてお届けします。

1|ジューシー派もカリッと派も満足!お肉のサイズはここがポイント

鶏肉は揚げると縮むため、5〜6cmほどの大きめカットがおすすめ。中までしっとりと火が通り、ジューシーな仕上がりになります。
一方、お弁当に入れるときは、4cm前後の小さめサイズにするとカリッと感が強くなり、冷めてもおいしいのが嬉しいところ。
お子さんも食べやすいサイズ感なので、家族全員に喜ばれますよ。

2|下味は15分以上!味しみUPのコツは“前日仕込み”

唐揚げの味を左右するのが、下味の付け方。
しょうゆ、酒、しょうが、にんにくなどの調味料をしっかり揉み込んでから、最低でも15分以上置いておくのが基本です。
さらにおすすめなのが、前日の夜に仕込んでおく方法。
時間が経つほど味が中までしみ込み、翌日は揚げるだけなので時短にもなります。冷蔵庫で寝かせておくだけで、旨みたっぷりの唐揚げが完成します。

3|衣の選び方で、食感も変わる!

衣の素材を変えるだけで、唐揚げの食感は驚くほど変わります。
カリッと派さんには、「片栗粉オンリー」がおすすめ。軽くてサクサクの仕上がりで、まるで竜田揚げのよう。
一方、しっとりジューシー派さんには「薄力粉オンリー」。粉が肉を包み込み、うまみと水分を閉じ込めてくれます。
「どっちも好き…!」という方は、片栗粉と薄力粉を1:1でミックスするのがベスト。外はカリッ、中はジュワッという理想的な唐揚げになります。

4|2度揚げで“外サク中ふわ”

唐揚げをさらにレベルアップさせたいなら、2度揚げがカギ。
まずは170℃の中温で3〜4分揚げて、一度取り出します。ここで完全に火が通っていなくても大丈夫。5分ほど休ませることで、じんわりと余熱が入り、中までしっかり火が通ります。
次に、180〜190℃の高温で1〜2分揚げることで、衣が一気にカリッと!
これだけで、驚くほど食感がアップします。
もし時間がないときは、1回の揚げでもOK。その場合は、徐々に温度を上げていくことで、外はカリッ、中はふっくらの仕上がりに近づけられます。

唐揚げをもっと美味しく!“綿実油”という選択肢

実は、唐揚げの仕上がりを大きく左右するのが「油」。
最近じわじわ注目を集めているのが、綿実油(めんじつゆ)です。この油、ただの揚げ物用油ではありません。

  • カラッと揚がる!
    不飽和脂肪酸が多く、油っぽさが少ないのが特長。余分な油が落ちて、唐揚げが驚くほど軽く仕上がります。
  • 香ばしさが引き立つ!
    綿実油に含まれるリノール酸が、唐揚げの香ばしさを引き立ててくれます。
  • キッチンが油臭くなりにくい!
    揚げ物をしたあとでも、いつもより空気がクリーン。これだけでも使う価値あり!
  • あっさり食べられて胸やけしにくい!
    食べた後も軽い口当たりで、脂っこさを感じにくいんです。

一度使うと「もう他の油には戻れないかも?」という声も多い綿実油。唐揚げとの相性、かなりいいんです。

唐揚げ名人への第一歩は、油選びから!

今回ご紹介した4つのコツを押さえれば、おうちでも本格的な唐揚げが楽しめます。
サイズ、漬け込み、衣、揚げ方、そして油。どれも少しの工夫で、大きな変化をもたらしてくれます。
そして、仕上がりに差が出る綿実油もぜひ取り入れてみてください。揚げ物がもっと楽しく、美味しく、そして軽やかになるはずです。
家族や友達の「これ、どこで買ったの!?」なんて声が聞けるかもしれませんよ。