綿に触れて笑顔いっぱい!河内っ子たちの体験会

9月20日(土)、JA大阪中河内主催の「河内っ子 綿つみ体験」が開催されました。
これは、今年度から岡村製油株式会社と共同で取り組んでいる「河内っ子コットンプロジェクト」の一環。
江戸時代から「河内木綿」の産地として知られるこの地域で、現在も綿に関わり綿実油を国内で唯一製造している岡村製油の協力のもと、綿の栽培を通じて地域の方々にその魅力を知ってもらおうという取り組みです。

快晴の空の下、みんなで綿を収穫

天気予報を覆して、この日は見事な秋晴れ。朝から元気いっぱいの子どもたちが集まり、抽選で選ばれた約100名が参加しました。

JA中河内の畑中正史組合長、岡村製油の岡村博光社長からのあいさつでスタート。

途中で実際の綿の種を手に取って観察しました。

「意外と硬い」「こんなに大きいんや」と、皆さん興味津々。

続いて、岡村製油社員によるミニ講習『綿実教室』が開かれ、綿の実ができるまでの過程や種から搾る綿実油の特徴を教えてもらいました。

ビタミンEが豊富で、カラッと揚がる綿実油に参加者の関心が集まったようです。

その後はいよいよ畑へ移動して収穫体験。

5月にまいた種から、JA中河内の皆さんが綿実油を搾油したあとに出る「綿実油粕」を肥料に育てた綿が、夏に花を咲かせて実を結んでいました。中には白くふわふわの綿毛をまとったコットンボールもあり、子どもたちは目を輝かせます。

岡村社長によると、綿の花はアオイ科でオクラの花に似ており、淡いクリーム色からピンク色へと変わるのだそうです。この面白い特性、皆さんはご存知でしたか?

そんな花の観察も楽しみながら、自分の選んだ枝をカット。

大きく実が膨らんだ枝や真っ白な綿の房を収穫し、笑顔があふれるひとときとなりました。

綿を存分に楽しむアレンジメントと試食

収穫のあとは、コットンフラワーの作り方を教わりました。綿の実がついた枝をそのままドライフラワーにしたもので、アレンジ次第で自由に楽しむことができます。

さらに綿実油を使った野菜の天ぷらやアイスクリーム、綿実油粕を用いて育てた焼きトウモロコシが振る舞われる、試食コーナーも。

「油っこくなくて食べやすい」「甘くておいしい!」と大好評。畑中組合長によると、「綿実油粕を使うと特産の枝豆なども甘く育つ」とのこと。自然の力を感じます。

子どもたちは「アイスがおかわりしたい!」と大喜び。これも当日の朝早くから準備をしてくださった皆さんのおかげ。大人も子どもも綿の恵みに大満足のひとときでした。

リアルな声が飛び出した皆さんの感想

親子で参加された方からは、「子どもにとって良い経験になりました」「試食まであって、想像以上に充実していました」
ご夫婦やグループで参加された方からは、「綿について学べて面白かったです」「天ぷらがさっぱりしていて驚きました」
子どもたちも、「種を植えて来年の自由研究にしたいです」「コーンが甘くて、アイスもおいしかった!また食べたい」「実がこのあとどうなるのか気になるから、観察して絵に描きます」と、かわいらしい感想を聞かせてくれました。

また、すでに綿実油を愛用している方からは、
「一度使うと他の油には戻れません。今日の天ぷらもやっぱり美味しかったです」
という嬉しい声もありました。

綿の魅力を五感で感じた一日

最後に岡村社長は、
「小さなお子さんも多く、皆さんに楽しんでいただけてよかったです。よくしていただいたJAの皆さんにも感謝しています」
と笑顔で語られました。

見て、触れて、味わって、綿の魅力を存分に感じられた体験会。この地から再び、綿の温もりと豊かさが広がっていくことを願っています。