お店で初めて出会う、食材や調味料。気になるけれど「どんな味なんだろう？」「試食できたらいいのに」と思ったことはありませんか？
そんな願い叶えてくれるのが「おためし本舗 試食屋」。テレビなどメディアでも紹介されている話題のお店です。現在は千葉・イオンモール幕張新都心に店舗があり、今回は実際にイオンモール幕張新都心店を訪れてきました。

スーパーでは見かけない商品、全国の逸品が勢ぞろい

店内に入るとまず感じるのは「広い！」という印象。ファミリー層やご夫婦、女性同士のお客さんが多く、小さなお子さん連れでもベビーカーで通りやすいようにゆったりとした空間にレイアウトされていました。

棚にはご近所のスーパーでは見かけない商品や目を引く珍しい品がずらり。調味料、スイーツやお菓子、ドリンク、お肉まで、全国各地から集められた多彩なアイテムがそろっています。人気なのは、ごはんのおともになる商品だそう。

「買って帰って食べてみたら、思っていた味と違うことがあって。買う前にどんな味なのか知ることがたらいいなと思い、試食できる店を作りました」と話すのは、試食屋の河崎さん。これまでに約350種類のアイテムを試食用に提供してきたそうです。多いのは、食卓を豊かにしてくれる“ちょっといいもの”。

「道の駅で見かけるような各地の珍しいものや百貨店でしか取り扱いのない商品もここにはあるので、喜んでくださる方が多いですね」とのこと。いつものごはんが少しバージョンアップするような、ワクワク感のある品揃えが印象的でした。

「失敗のない買い物」を叶える試食システム

幕張メッセが近いため、訪日客がお土産や贈り物として購入することも多い同店。贈り物は特に「味を確かめてから買える」安心感は、嬉しいポイントになります。「一般的な試食は“すすめられるものを食べる”ことが多いですが、ここでは自分で気になった商品を選んで試せるので、失敗がないんですよ」とスタッフさん。確かにパッケージに惹かれて買ったら「思った味と違った…」というのはあるあるなこと。そうした後悔がないのは、お財布にも心にも優しいものです。

試食方法は簡単。気になる商品を4品まで選び、商品横にあるカードをスタッフへ渡すだけ。試食スペースで味わったあと、設置されたタブレットでアンケートに答えたら完了です。

実際に利用してみると、とてもスムーズ。お父さんはお酒の飲み比べとおつまみを、お母さんはごはんのおともや美容系ドリンクを、お子さんはお菓子を試すなど、家族それぞれがお気に入りの品を見つけて楽しむこともできます。

買ったあとの使い方までイメージできる工夫

カードを渡して待つこと数分、小ぶりで食べやすいサイズのお菓子が運ばれてきました。

早速いただいてみると、サクッと軽い食感で、油っこさがない。揚げているとは思わず「まるで焼きドーナツみたい」と感じる人も多いそうで、「一度使ったらリピートしたくなる」との声もあるとか。さらにスタッフさんから「綿実油で天ぷらや唐揚げを作るとカラッと揚がり、部屋に油の臭いも残りにくい」といったメリットや調理のコツも教えていただきました。

さらにSNSでもレシピや使い方を発信しているので、「これなら家でも使えそう！」と買ったあとも具体的に想像できるので、新しい商品にチャレンジしやすく感じました。

買い物の前に味を試せるのはもちろん、試した時間そのものも楽しい「試食屋」。お近くに立ち寄った際は、ぜひ一度足を運んでみてください。