バージョンアップしてにぎわった、岡村製油「感謝FES」

5月24日(土)に行われた、岡村製油の「感謝FES」。その当日の様子をお届けします。

これまで年に2〜4回行われ長年親しまれてきた「感謝セール」にステージパフォーマンスや体験コーナーが加わり、子どもから大人まで一日中楽しめるフェスに生まれ変わりました。

天候はあいにくの雨予報でしたが、開場前には100名以上の方が並び、活気に満ちたスタートに。皆さんの表情からも、イベントを楽しみにされていた様子が伝わってきました。

綿実油の特売にリピーターが次々と。人気商品もずらり

イベントの目玉は、なんといっても綿実油の特売セール。開場前から並ばれていた方にお話を伺うと「何十年も綿実油を使い続けているから、このセールイベントは欠かさず来てまとめ買いをしている」とのこと。「天ぷらがカラッと揚がってもたれないから、もう油は綿実油しか考えられない」というお声も多く、長年綿実油を愛用しているリピーターの方々が列をなし、箱単位でまとめ買いをされていました。スタッフもその運搬のお手伝いで大忙し。

商品を備え、ケース買いの特価ブースを準備中

目玉商品が登場するのも、FESの魅力

他にも数種類の油をはじめ、綿実油を使った缶詰やオリジナル商品が所狭しと並び、皆さんの買い物かごへ次々と入れられていきました。なかでも「綿実油漬ツナ缶」は、「他のツナ缶と全然違っておいしくて、毎回買っています」と大好評。商品の補充や会計に追われるスタッフの手も休まらないほど、終日にぎわっていました。

オープンとともに、会場は大盛況

オリジナル商品や綿実油を使った商品が勢ぞろい

今回は試食コーナーも初登場。綿実油を使ったオリジナルのマヨネーズと一般のマヨネーズとの食べ比べと、明太子の綿実油漬け『ごはんとまらんらん』を味わうことができました。『ごはんとまらんらん』は「ごはんがすすみそう!」とのお声がたくさんで、多くの方が足を止めて味を確かめていました。

試食した「My name is MAYO」と「ごはんとまらんらん」

雨にも負けず、笑いと感動を呼んだステージコーナー

屋外に移動すると、今回初となる大型ステージがお目見え。なんと、普段は綿実油を運んでいる大型トラックの荷台がステージに変身していました。

このステージで、柏原市を拠点に活動している『イーゼル芸術工房』の生演奏によって会場の空気がやさしく彩られたあとは、CHEER FAMILY、シラ・ダンススペースのみなさんによるチアダンスが披露されました。子ども達の元気なパフォーマンスに、見る人の手拍子もどんどん大きくなります。最後は観客の方も一緒に輪になって、大盛り上がり。

ジャズ調のメロディが心地よい『イーゼル芸術工房』

CHEER FAMILY、シラ・ダンススペースのみなさんによるチアダンス

大人も子どもも『Waになっておどろう』の曲に合わせて

続いてステージ立ったのは、あれ?どこか見覚えのあるお顔と思ったら・・・なんと、柏原市のふけ市長じゃありませんか!漫才師としてM-1にも出場歴のある『市長・市民』のコンビで、楽しい漫才を披露してくださいました。軽快なテンポで岡村製油のことをネタにした内容に、みんな大笑い。クレープをかけたじゃんけん大会では岡村社長も笑顔で参戦したのですが、一度目で負けてしまい、残念そうにしていたチャーミングな社長のお顔が見られたひとコマとなりました。

会場が活気づいた、ふけ市長の『市長・市民』による漫才

ご来場の方々と一緒にじゃんけん大会を楽しむ岡村社長

Cozy Vocalのみなさんによる、心に響くやさしい歌声

午後は雨が強まったため、ステージを室内へと移動。Cozy Vocalの生徒さんと、テレビのカラオケバトルで優勝された講師のきしもとしおりさんによる生ライブが行われました。急な変更にも関わらず、観客の方でお部屋はいっぱいに。やさしい歌声に涙を浮かべる方もいて、感動に包まれた時間となりました。

選ぶ楽しさも魅力の、充実したフード&ストア

倉庫内には出店常連のスイーツや石鹸、手作り雑貨に加えて、初登場の綿実油を使った芋菓子やケーキ、コーヒーのお店、クレープのキッチンカーなど多彩なお店が顔を揃えます。バラエティに富んだラインナップがご来場の方々を楽しませ、お買い物やおしゃべりも弾んでいました。

お客さまとのにこやかな対話も、楽しみのひとつ

子ども店長さんも、接客で大活躍

「以前より若い世代の方が増えましたね」「参加者として販売しながらも、この会を楽しめました」など出店者の方からも前向きな声が多数寄せられ、会場には和やかな交流の輪が広がっていました。

さつまいもを綿実油でカラッと揚げる、大人気のあべのポテト

綿実油を使った身体にやさしいパンやスイーツも大好評

また、一角にはお子さんが楽しめる「キッズプレイコーナー」も登場。小さなお子さんたちが、モルックやボッチャを体験していました。周囲の声援を受けながらお子さんたちが真剣な表情でプレイする姿に、見守っていた大人たちもつい笑顔に。

新登場のキッズプレイコーナー

チャレンジする子どもたちの眼差しは、真剣そのもの

地域の学びにもつながる、体験コーナーも人気

少し離れた西工場の奥では、肥料として活用される粒状の綿実油粕を1kgぴったりに袋へ詰める「綿実油粕チャレンジ」が開催されました。見事ぴったり賞を獲得すると、豪華景品がもらえるとあって大盛り上がり。ニアピン賞でも賞品がもらえるものの、残念がって何度も挑戦される方もいらっしゃいました。

どこかほっこり温かさもある、手描きの案内表示

どこかほっこり温かさもある、手描きの案内表示

また会議室では、綿実と岡村製油の関わりや、綿実油がどのようなものなのか、どのようにして作られるのかが学べる「綿実教室」を開催。実際に種をスプーンで潰して綿実油を抽出したり、原油と香りを比べたりと、体験を通じて参加者同士が和気あいあいと楽しみながら学びを深めました。

綿実油ができるまでをスライドを見ながら学習
綿を取り除いたあとの綿実の核
スプーンで押しつぶして圧搾体験。「意外と固い」との感想が
原油の匂いを体感。「クサイ!」との声が続出

次回は秋に開催予定

初開催の内容も多く、雨にも負けない盛り上がりを見せた今回の「感謝FES」。Instagramのプレゼント企画との連動など初めてのチャレンジもたくさんでしたが、会場は笑顔と熱気にあふれ地域の方々との交流が深まる1日となりました。来場者だけでなく、出店者・スタッフからも「また来たい」「またやりたい」との声も多く聞かれました。その様子を動画にまとめましたので、ぜひこちらもご覧ください。

次回は今年の秋に開催予定とのこと。心地よい季節の充実した1日を、ぜひお楽しみに。

最後は社長の爽やかな笑顔でお見送り。「また次回、会場でお会いしましょう!」